黒松仙醸 こんな夜に…

仙醸は江戸時代から南アルプスの麓で自然環境に恵まれて酒造りをしてきました。
母なる自然への感謝と、それを今後も大切にしたいという決意、そして、そこに生きる動物たちへの愛着を込めてお酒にしたのが、「こんな夜に…」です。


テーマは「月を見上げる信州の動物たち」当社のどぶろくや、甘酒のラベルにも登場する雷鳥を中心にその仲間たちが描かれています。
月も満月から三日月、新月まで、季節や時間の移ろいを感じさせます。

「黒松仙醸 
こんな夜に…」が
生まれた背景

「こんな夜に…」の世界観を形にしてくれたのは陶芸作家の堀込和佳さん。
デザインした当時を振り返っていただきました。

「こんな夜に…」はいつ生まれたのか?

「文字だけでもいいし、絵だけでもいい。
とにかく目を引く物を」との要望を受け、「俳句をいれるのもいいな」と頭をよぎる。その頃俳句を書いていて、一番の傑作が「こんな夜、山椒魚も月見上げ」というもの。
山を登ったとき、小さな流れに山椒魚の子どもがたくさんいたのを見つけ、その日の感動をよみがえらせたもので、俳句の師匠に絶賛?された。
そうだ、いつも陶器で作っている山椒魚と俳句を合体させたラベルがいいかな。 とにかく気負い無いラベルにしたいな。そうやってできたのがこれです。

各ラベルには俳句が添えられています。
込められた思いとは?

このシリーズは月がテーマ。
月のある風景を思い浮かべて、こういう夜の中の生き物たちはどんな風に生きてるのか。とぼんやり考えました。 森の中、川、山。
川は、その頃好きだったヤマメが月明かりの下に。川を魚が跳ねて静かな音を出すのを思い浮かべてみました。
鹿は、友人の山荘に泊まった時に森の中から聞こえてきたなんとも寂しそうな鳴き声が印象的で、その友人がギターを弾いてくれたのですが、弦を指が走る時に出すキュイーンという音が鹿の声にそっくりだったこと。鹿を描いていたら、角が木みたいになったので、かつて山で聞いた啄木鳥の木を叩く音が思い出されたので、キツツキを止まらせてみました。
雷鳥は、仙醸さんが「次は雷鳥でやりたい」と提案してきたので、ちょっと印象的になるポーズで描きました。雷も色々話している中で出てきたような気がします。
満月のお酒は、ちょっと特別な酒なので、ガッと月だけはどうかと提案されたので、それを生かしました。

デザイン Waka Horigome:https://www.instagram.com/horigome_waka/

余白と省略から生まれる余韻

こんな夜に…

「こんな夜に…」は俳句で詠まれた情景をラベルにデザインしたものです。

俳句は17文字という世界一短い定型詩です。17文字で言いたいことを表すには言葉を選び、余計な部分を省かなくてはなりません。必然的に「省略」が重要になります。

うまく省略された俳句は研ぎ澄まされ、読み手の想像をふくらませ感動を与えます。ラベルのデザインも同じです。月と動物を描いたほかは、何も描かれず、広く余白が残されています。

省略と余白― 足し算ではなく引き算により、逆に強い印象と余韻を飲み手に伝えるのではないでしょうか。

LINE UP

山椒魚 純米吟醸

こんな夜 山椒魚も 月見上げ

こんな夜に…
山椒魚 純米吟醸

「こんな夜に…」シリーズはこの白ラベルから始まりました。
イラストは山椒魚。長野県の最北端木島平産の金紋錦を使用。
熟成を経て、苦みや酸味、甘みや熟成感が調和し、飲み頃を迎える個性的な味わいが特徴です。

山女 純米吟醸

こんな夜 月の波紋は 山女の行方

こんな夜に…
山女 純米吟醸

黒いラベルに描かれているのは長野県の河川にも多く生息する山女(やまめ)。長野県を代表する酒米美山錦、長野県の酵母を使用し、長野らしさにこだわったお酒。適度な酸味と透明感のある甘味が信州のリンゴを彷彿させます。

山椒魚 純米吟醸

こんな夜 鹿の声は 弦のうなり

こんな夜に…
鹿(+キツツキ) 特別純米

橙色のラベルに描かれているのは鹿の角とそこにとまったキツツキ。橙色の色合いにも重なるトロピカルなイメージのお酒。お米は信州産ひとごこちを使用。柑橘系の香りとジューシーな甘みを表現しています。熟成させた火入れ酒はぬる燗にも適しています。

山女 純米吟醸

こんな夜 雷鳥も染まる 新月の揺らぎ

こんな夜に…
雷鳥 純米

ライチョウは氷河期から高山帯に生息し、長野県鳥にも指定されています。絶滅が危惧される雷鳥とその生態系を保護することは、当社の経営理念の一つです。きれいな旨みを雷光のように切り貫く…!? ドライな中にもお米の味わいを楽しめる純米酒です。

山椒魚 純米吟醸

こんな夜 極上の月明かりに 乾杯

こんな夜に…
満月 純米大吟醸

立ち上がる吟醸香と艶かしいボディ。月を見上げる信州の動物たちをテーマとした当シリーズにおいて、唯一、生き物の姿のないのが、この純米大吟醸。満月を見つめる飲み手自身もラベルの中の世界に引き込まれてしまうかのようです。

こんな夜に… 特約店一覧

(有)中川商店 東京都武蔵野市境2-10-2
http://sake-nakagawa.sakura.ne.jp/
0422-51-3344
日曜定休
地酒屋こだま 東京都豊島区南大塚2-32-8
http://sake-kodama.jimdo.com/
TAKE on me! by 四季酒の会
03-3944-0529
営業時間13~20時
火曜定休
Shop・Café & Bar TASU+ (タスプラス) 東京都中央区八重洲2丁目2-1 東京ミッドタウン八重洲B1階
03-6281-6977
営業時間11時~21時
酒商 升宏 東京都台東区西浅草2-19-9
https://www.masukou.com/
03-3841-0059
営業時間13~19時
日曜・祝日定休
(有)徳丸商店 横浜市中区若葉町1-10
http://tokumarushouten.com/
愛酒商人のブログ
045-263-3142
営業時間10~21時
日曜・祝日定休
酒のかわしま 仙台市宮城野区東仙台6-5-27 桜参番館1F
http://www.sake-kawashima.com/
五月の森はサンセール 第二幕
022-762-7061
営業時間10~21時
無休
地酒屋 宮島 長野県上田市真田町長5913-1
http://www.mssakaya.com/shop.html
地酒屋 宮島 公式ブログ
0268-72-4039
営業時間9~19時
無休
酒乃生坂屋 長野県千曲市屋代1852-1
http://ikusakaya.com/
026-272-0143
営業時間9~20時
水曜定休
㈱ハトヤ酒店 長野県長野市高田643-2
https://kikizake.com/
026-226-3632
営業時間9:00~20:00
日曜定休
おおつき酒店 長野県松本市深志2丁目6-17
https://otsukisaketen.com/
0263-31-0474
営業時間12:00~19:30
日曜、祝、第2・第4水曜定休
酒舗 清水屋 小海本店:長野県南佐久郡小海町大字小海4285
https://shimizuya.info/
0267-92-2044
営業時間9:30~19時
水・日曜定休
佐久平店:長野県佐久市長土呂1244
0267-88-7830
営業時間11~19時
水曜定休
(有)井田屋酒店 長野県伊那市日影171
http://www.itaya21.com/
酒文化いたやホームページ
0265-72-2331
営業時間9~20時
日曜定休
恵比寿屋商店 長野県下伊那郡松川町上片桐3309
https://ebisuya-matsukawa.com/
0265-37-2020
営業時間8:30~19:30
月曜定休
(有)丸茂芹沢酒店 静岡県沼津市吉田町24-15
http://www.sakuyahime.co.jp/
酒屋せりざわブログ
055-931-1514
営業時間9:30~20時
日曜定休
(有)AMT 大阪府大阪市旭区太子橋1-13-14
http://www.amt-sake.com/
06-6956-7119
営業時間9~18時
日曜定休
(株)知多繁 愛知県名古屋市昭和区池端町1-18
http://chitashige.co.jp/
052-841-1253
営業時間9~20時
水曜定休